うつ病は治療を受ければ必ず治る病気です。風邪と同じように早期発見・早期治療が肝心になり、3ヶ月〜1年ほどで回復すると言われています。ただ、人によっては期間が長引くこともあり、再発を繰り返す場合もあります。
仮面うつ病って?
うつ病の症状は精神面と身体面の両方に現れますが、この2つの症状のうち身体症状ばかりが前面に出て精神症状が隠されてしまううつ病のことを、「仮面うつ病」と言います。仮面うつ病は一見するとうつ病の精神症状の特徴である「憂鬱感」や「悲しい気分」が目立たないため、うつ病と診断することが難しい場合があります。だるさや疲れなど、ちょっとした体の不調は少し無理をすれば普通に日常生活を送れるため、ほとんどの人がうつ病を疑うことなく生活しています。このようなうつ病のサインは本人も周囲の人も「体の病気が原因」と思っているため、とりあえず内科や外科などを受診し、検査で異常が見つからずに、病気の原因を求めて転々と病院通いを繰り返すことも多くなります。
体の不調もサインの1つ
うつ病を見逃さないために大切なことは、体の不調にもうつ病の可能性があることを知っておくことです。特に、仮面うつ病の多くは「痛み」を特徴としているので、頭痛や腹痛など、身体各部の痛みがある場合には、うつ病を疑ってみるのもよいでしょう。また、倦怠感や睡眠障害も、痛みとならぶうつ病の特徴的症状と言えます。
