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うつ病と向き合うために知っておきたいこと

うつと病気の関係

体の不調は必ずしも体の病気だけが原因とは限りません。うつが原因で体に症状が出る場合もあれば、逆に、うつ症状の原因が体の病気にあることもあります。例えば、肩こりや頭痛の原因がうつ病にあることもあれば、胃潰瘍や心臓病などの病気が、うつ症状を引き起こす原因にもなります。うつ症状をもたらす病気には、他にも、癌や脳腫瘍、高血圧や糖尿病、脳卒中や動脈硬化、すい臓病などがあります。

うつ病と区別しにくい心の病気
うつ病にはよく似た症状をもつ病気が多数存在します。治療法を間違えるとうつ病を悪貨させる恐れがあるので、必ず専門医の診断を受け、適切な治療を行って下さい。
●心身症
心理的・社会的ストレスなどによって身体に器質的異常が現れる病気。(慢性関節リウマチ、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、ストレスによる胃潰瘍など)
●神経症
不安な気持ちがコントロールできない心の病。精神的ストレスやショックによって発症します。(不安神経症、強迫性障害、抑うつ神経症、パニック障害など)
●総合失調症
幻覚や妄想など、現実と非現実の区別がつかなくなる病気。初期段階にうつ症状が出ることがあります。
●更年期障害
中年期における女性の閉経前後に起こりやすい体の変調。ほてりや動悸以外にも、憂鬱感や気分の落ち込みなどがあります。
●老人性痴呆症
老化によって、脳に器質的・病理的な変化が現れる病気。初期症状として抑うつ状態が現れます。